
犬歯が生える隙間が足りなくて八重歯になります。
以前は八重歯をチャームポイントとする考え方もありましたが、見た目の悪さから欧米では昔からドラキュラの歯として嫌われています。見た目以外にも、唇が引っかかり、しゃべりにくいこともあります。機能面では、犬歯は、前歯と奥歯のつなぎ目にあり、歯根も太くて長く、噛む時、あごの動きを誘導する働きがありとても重要な歯ですが、八重歯になると、この機能を果たしません。
八重歯になっている犬歯を歯列に入れてキレイなアーチにします。
歯の大きさとあごの大きさのアンバランスがどの程度かによって、犬歯の後ろにある歯を抜く場合があります。大人の場合、歯の一本一本にブラケットを付け、そこにワイヤーを通して歯を並べます。歯を抜かない場合は、あごを横に広げるか、前歯を前に出すか、奥歯を後ろに動かすことによってスペースを作り、犬歯を歯列に入れます。また、2〜3mmスペースが足りない場合、歯の表面の硬いエナメル質の一部を削って歯の幅を狭くして、スペースを作ることもあります。乳歯と永久歯が混在する時期には、取り外しが可能な拡大床を使って、少しずつあごを横に広げ、犬歯を歯列に入れるスペースを作ります。
見た目の改善はもちろん、機能の改善も期待できます。